【平松陽一】社長・後継者のためのホンネ経営 Ⅰ-5

Ⅰ.「見据え」


5.社長の幸せとは何か

競争社会である以上、勝ちたいと思うのは人の業かもしれません。
また、企業は競うことにより成長しているということをつくづく感じます。

しかし、その競うということを個人の生活に持ち込んでしまっていることを多く見ます。
そのために、幸せとは、比較の中で感じるものと思い込んでしまうのです。(一方で、幸せを定義し、その中に仕事を持ち込まないようにしている人は、幸せを自分なりに感じているようですが…。)
もっと幸せになろうと思うのではなく、もっと利益を出そうとしている自分に幸せを感じるのです。
それでも、幸せを追い求めたところで、幸せにはなれないのです。

追い求めるのとは反対に諦めることにより、幸せを定義できることがあります。
諦めるとは、程々に思うことです。
私たちの周りにいる程々で幸せを感じている人を受け入れることです。
こうすると、ロマンが広がるのです。それは、事業を追い求めることです。
自分は不幸であるから幸せになりたいと思うのとは、異質のものなのです。

次回:2018年9月26日 掲載予定

平松 陽一への講演依頼はこちら