【平松陽一】社長・後継者のためのホンネ経営 Ⅱ-13

Ⅱ.「巧手」


13.分析・分類を重ねてみる

経営活動の分析は飽きずに繰り返して行うことです。
一度分析のフォームが決まってしまうと、それが正しいと思いがちですが、
それはその時だけであると考えた方がよいでしょう。
拠点別損益計算書で顧客分類別に損益を組み直してみると、
利益が出ている顧客群とそうではない顧客群があることを一度や二度は経験したことがあるはずです。

そして更に見ていくと、利益率の高い顧客を多く抱えている拠点の業績がよいことにも気付きます。
つまり、分析・分類をクロス(顧客別*拠点別*利益別等)させるのです。
これを飽きずにどこまでできるかになります。
経営活動は、これに尽きます。

だから、こういう顧客を開拓しなければならないという営業戦略に至るのです。
これは、経費の面についても言えることで、残業時間を削減することが最近問題となっています。

これに対して、ノー残業デーを単純に設定している会社は上手くいっていません。
それよりも、どの部門のどの人で、どんな仕事をしている人が残業時間が多いのかを
分析してみることです。
すると、残業時間の削減が可能であるのか、そして何が足らないのかが見えてくるはずです。

次回:2019年1月23日 掲載予定

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