【平松陽一】社長・後継者のためのホンネ経営 Ⅱ-12

Ⅱ.「巧手」


12.経営理論の本質を見抜く

経営理論を知っていることは大切です。
しかし、経営理論の通りにやれば上手くいくという保障はないことが面白いところです。
経営理論とは、成功したものを分類し順位づけたものです。
経営理論の弱点は次の2つです。

1. 分類したものの中に含まれていないものについては言い切れない
2. 過去のものであるためにこれからを保障するものではない

それでも知らないよりは知っている方がよいのです。
それは経営は社会の中で成り立っているものであり、
この社会環境の変化により対応できるものとそうでないものがあることは否定できません。

それでも、理論は積み重ねることにより、共通した普遍的なものに近くなります。
その代表的なものが、管理サイクル(P・D・C・A)や5S活動といわれるものです。
つまり、経営理論の本質を探っていくと、ごく基本的なところに行き着くということに気付くはずです。

これまで多くの企業を見てきて分かったことは、
自社独自の管理手法を創り出し、定着させたところが成功しているという事実です。

次回:2019年1月9日 掲載予定

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