【平松陽一】社長・後継者のためのホンネ経営 Ⅰ-9

Ⅰ.「見据え」


9.思い込みと分かっていても

経営に思い込みは禁物だと言われますが、思い込み無しの経営などあり得ません。
問題は、際限なく思い込みをし過ぎることであり、
思い込みのストーカーになってしまうところにある。
それでも、このレベルまで行けば、失敗と分かるので捨てることができる。
それができなければ会社は潰れることになります。
その大きな要素が思い込みです。

私の周りで、
・あのお客様は当社のものは買わない
・あのお客様は買う気がないのに言葉をかける

といった類のものは、毎日のように聞いています。
中には、一度も会ったことのないお客様を「嫌なお客なんですよ」と平気で言うことがあります。
その多くは、自分の活動幅を狭めてしまっていることが現実なのです。

ある画廊のご主人と話している時に、社長として大切なのは思い込みですよと言っていました。
この画家は売れると思い込んで、買っておいて、何年か経って初めて元が取れるというものだそうです。
よく考えてみてください。
事業とは、思い込みあって成り立つものなのです。

次回:2018年11月21日 掲載予定

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