【平松陽一】組織を動かす経営計画 40

組織を動かす経営計画


40.経営計画が企業を救う

経営計画を作成しただけでは、計画経営を行っているとは言いがたい。

経営計画は、ある予測に基づいてそれを達成するために行う計画的な活動であると言える。
だから、立派な経営計画の冊子を作成しただけでは充分ではない。それを実施するには、

しくみをつくること
人を育てること
仕事そのものの見直し

を行うことなのである。
昨今注目を集めている働き方改革は、単に目標を設定しただけでは上手くいくものではない。
そのためには、逆にしくみを入れて設備投資をすることが必要となる。
企業経営は、個々の人達の努力で成り立っていることを否定することはできない。
中小企業のトップでよく見かけるものに、個々の社員に一対一で接し、
「君が頑張れば当社は成長する」という内容のことを話しているところがある。
これが悪いという訳ではない。

しかし多くの場合、上手くいかない。
自社のあるべき方向を分かりやすい言葉で伝えることは大切だ。
しかし、それを個人にだけ適用するのであれば、計画経営は成り立たない。
継続的な成長・発展を望むのであれば、
しくみをつくること、能力開発をすること、仕事の見直しを常に行うことが求められる。

次回:2018年3月7日 掲載予定

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