2.事業は魅力が無くなったか |
社長として事業活動をやってみようという人材が減っています。
そこには、事業活動に関心を示さなくなった人材が増えていることがあります。
新しい事業を展開する時に、社長がどこからか事業情報を仕入れてきて、これならいけるだろうと思い、
社内に展開するのは、これからも変わらないでしょう。
ところが、始める前から難しいという雰囲気が社内に漂ってしまうことが多くあります。
つまり、事業としての魅力がないのです。
では何故魅力が無く、感じてしまうのでしょうか。
それは、打ち出し方の上手・下手にあります。
だから、同じような事業をしても思い通りにいくところと、そうでないところがあるのです。
このことに気がつかず、魅力的な事業があることを繰り返し伝えるマスコミ等に乗せられて、
いつの間にか“魅力的なことがどこかにあるシンドローム!”になってしまっているのです。
その背景には、社長が事業に魅力をもたせるための工夫を怠ってきたことがあります。
事業の魅力度を高め、そして自らの言葉で社員に働きかけることが、社長の仕事なのです。
次回:2018年4月4日 掲載予定
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